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慎重に転職先を探してブラック企業を回避
IT企業において、エンジニアの離職率は高い傾向にあります。これはIT企業にはブラック企業が多いからという理由からですが、いざ転職を決意して動き出しても転職先がまたブラック企業だったら埒が明きません。エンジニアとしてこれからも働こうと思っている場合は、次の転職先がブラック企業でないかをしっかりと見極めましょう。
ブラック企業という言葉には明確な定義はありません。ですが、社員に対して長時間労働や休日出勤の強要といった過酷な労働を強いること、労働に見合った給料を支払わずパワハラなどの精神的苦痛が横行している企業のことを指す場合が多いです。確かにこのような企業なら、転職したところで労働意欲も削がれて心身ともに疲弊するだけでしょう。
退職を伝えたら何を言われるかわからないと尻込みしていては、自分が損するのですぐに辞めて解放されるのが一番です。社員に平気で残業や休日出勤を強要したり、人間関係がギスギスして仕事にも支障が出たりする職場は、すべてブラック企業と思って良いでしょう。とはいえ、IT企業は事業柄スケジュールが圧迫して残業や休日出勤になる可能性もあるのです。
そのため、転職する場合もある程度覚悟しなければなりませんが、過度な労働にならないかどうかはしっかりと転職先を調査しましょう。転職を考えている企業へのレビューや口コミは、知り合いがいなくてもインターネットで検索すれば出てくる場合があります。転職先は慎重に選んで、辞めたいと思わなくて済むような職場を探しましょう。
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